この症状は何の始まり?中年医師のウェブ手帳

気になるその症状で何が考えられ、どうしたらいいかの覚え書き。専門は産婦人科・内科・アレルギー科です。

耳鳴りでキーンという音が片耳だけで聴こえるときは何の病気?

   

耳鳴りはいろんな人からいろんな音で表現されます。

比較的共通しているのが、キーンという音ですね。

それも片耳だけでキーンという耳鳴りが続くという場合、どんなことが考えられるでしょうか?

 

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耳鳴りでキーンという音が片耳だけで続く場合、内耳の病気を考えます

 

耳鳴りが続いている、それもキーンという高い音が片耳だけで続いている場合、それはそちら側の耳の「内耳」と呼ばれる場所のトラブルであることが多いものです。

 

内耳のトラブルとは、ではどんなものか?

一番多いのが、メニエール病という病気です。

よくその名前を聞くことはありますよね?

 

このメニエール病の主な症状が

めまい、耳鳴り、難聴

なのですが、メニエール病の患者さんの症状でよく表現されることが多いのが、キーンという音なのです。

 

では、どうしてキーンという音が聞こえるのか?

メニエール病というのは、内耳という部分のリンパ浮腫が原因です。

わかりやすく言うと、鼓膜で感じた音を電気信号に変換して脳に伝える器官がむくんでしまって、妙な信号が脳に伝わっている状態なのです。

あ、よけいわかりにくかったですか?(^▽^;)

 

音は空気の振動ですよね。

その空気の振動が鼓膜を揺らして、その振動が内耳に伝わると、内耳の中にある細い毛がいっぱい生えた細胞に伝えられます。

その細い毛の揺らぎが、電気信号に変わって音として脳に伝わります。

 

その場所でむくみが起こると、毛の動きがへんになっちゃいます。

それだけじゃなくて、むくみで毛が押さえつけられて妙な信号として伝わります。

それがキーンという音になるというわけです。

 

 

キーンという耳鳴りの起こる原因に多いのはストレス、メニエールも。

キーンという片耳だけで起こる耳鳴りの原因として多いのは実は精神的なストレスなのです。

まじめな人が、職場や家庭で感じる人間関係のストレスからこれに苦しむケースが非常に多い。

 

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耳鼻科に行って検査すれば、確かに耳鳴りがあるだけではなく、難聴も発生していることが少なくありません。

いろいろ検査して、数値的に言えばメニエールだね、難聴が主でめまいのないタイプ、などという診断はつきます。

ステロイドなどの決まった薬を飲むと、とりあえず効くことが多いです。

とりあえずは・・・ですね。

 

実はこのタイプの耳鳴りは薬で一時的に抑えることができても、多くの人で再発します。

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どうしてかというと、実は原因が耳そのものにはなかったりするから。

実は、精神的なストレスがその背景にあることが多いのです。

 

職場で人間関係に疲れていたり、夫婦関係に疲れていたり、パートナーが浮気してるんじゃないかと悩んでいたり。

多くの方でその最初の原因は人間関係のストレスであることが非常に多い。

だから、そういう場合、その根本的なトラブルを解決できないことにはなかなかキーンという耳鳴りが治らないのです。

耳鳴りだけでなく、めまいを伴うタイプの本格的なメニエール病。

こちらも実は、背景因子として精神的なストレスが大きかったりします。

 

 

耳鳴りの原因である人間関係のストレスを置いておいて自分が変わる方法

多くの場合、耳鳴りの原因である精神的ストレスの解決は難しいです。

(解決できないからストレスになっています)

 

職場のことで言えば、パワハラだったり、モラハラだったり、セクハラだったり。

いろんなハラスメントで悩む人が多いものです。

みんな何とかして現状を変えたいと思っています。

 

でも、これ、相手のあることですから、相手を変えようとしても難しいのですよね。

職場でカウンセリングを受けても、なかなかその問題の解決にはつながりにくいです。

出世のチャンスだけが閉ざされたりしかねないですよね。

 

では、どうすればいいのか?

基本的には自分が変わるのがベストです。

 

人間関係のストレスで悩む人の多くは、まじめな人が多い。

そして、そういう人というのは、誰かの期待に応えるために自分の思いを押し殺してきた人がすごく多いのです。

そういう人は、嫌だなと思っても、相手の顔色を慮って自分が嫌な目を引き受け続けてきているのです。

 

自分が引けば丸く収まるならそれでいい。。。

ずっとそう思い続けて育ってきています。

それを、変えることが重要です。

 

 

一つ上の大きな世界に目を向けてみる、そこに属すればいいのです

どうすればいいかといえば、視野を広げるということです。

 

身近な誰かの役に立ち、その期待に応えるという視野から、もっと広い世界に目を向けてみてください。

職場や家族や親しい友人だけでなく、もっと広い世界で自分がどんな貢献をできるかということを考えてみてください。

そちらに自分の存在価値を見出すということです。

 

小さな世界の一つ上の社会に、自分の存在価値を見出すのです。

例えば、こうしてブログを誰かのために書くのも大事なことなのです。

 

「嫌われる勇気」あるいは

「アドラー心理学」

という言葉で、ちょっと本などを探してみてくださいね。

 

このお話についてはまた改めて記事を書いていきます。

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 - 耳の症状

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