この症状は何の始まり?中年医師のウェブ手帳

気になるその症状で何が考えられ、どうしたらいいかの覚え書き。専門は産婦人科・内科・アレルギー科です。

首を寝違えた時に治す方法 速攻技と冷湿布と裏ワザ

   

 

首を寝違えた場合、動かすたびに激痛が走り、悲鳴を上げるのも困りものです。

 

特に仕事で首を動かすことが多い場合はつらい。

 

そういうときに症状を和らげる方法がいくつかあるので紹介しておきます。

 

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寝違えて痛い首の筋肉以外の筋肉を使う方法

 

寝違えて首が痛い場合、首の特定の筋肉で炎症が起こっている場合が多いものです。

 

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その場合、その筋肉を動かさない、そこに力を入れないようにすれば痛くないのですが、頭で考えてそんなことはなかなかできないですよね。

 

これを体で覚える方法があります。

 

 

まっすぐ座って、首もできるだけまっすぐ保って正面を見て、寝違えて痛い側の頬に同じ側の手のひらを当ててください。

 

親指と人差し指の間に耳が入るようなポジションで、手のひらで頬骨の上の方の全体を覆うような形で密着させます。

 

このポジションで、抑えている手が動かないように、手に力を入れます。

(肘を硬い壁などで固定してもいいでしょう)

 

 

手のひらでほっぺたをしっかり押さえた状態、当然ながら首がそちら側には回せませんよね、その状態で、そちら側に回そうとしてみてください。

 

手のひらがしっかり固定されていれば首は回らないので、痛みはありません。

 

でも、首をそちら側に回そうとすることで、首だけでなく肩や胸の筋肉も総動員で頑張ってくれます。

 

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この運動によって、炎症が起こっている首の筋肉以外の筋肉が、首を回すことに参加してくれて、力が分散されます。

 

これを何回かやると、首を回すときの痛みが軽くなるのです。

 

ただし、1,2回やってみて、痛くてできないという場合はやめておいてください。

 

 

 

 

首を寝違えた側の腕のストレッチで痛みが軽くなることがある

 

寝違えて首が痛い場合でも、実は首ではなくてほかの部分の神経が圧迫されてその周りの炎症と血流うっ滞が原因だという考え方もあります。

 

(寝違えのメカニズムは正確にはわかっていません、寝違えたからと言って、その筋肉組織を採取して調べたりすることはないですからね。)

 

その考えに基づいて、腕のストレッチで症状が軽くなるというアイデアがあり、それで軽くなることがあります。

 

 

これもやり方は簡単で、まっすぐ座って、正面を見る。

 

この状態で、首が痛い側の腕をゆっくり水平に上げます(2~3秒かけてください)。

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水平に上がったら、腕だけをゆっくり後ろに、下がるところまで戻します。

 

これも数秒かけてゆっくり行ってください。

 

 

これを何度かやると、痛みが楽になることがあります。

 

理学療法士さんに教えてもらったのですが、これはわきの下の血流うっ滞をよくしてやるということだそうです。

 

彼は、首の寝違えはわきの下の神経の圧迫が原因だと主張していて、実際にこのストレッチが有効な場合もあります。

 

私個人的な経験では、明らかに首の筋肉に痛みがある寝違えもあるので、そういう場合にはこの方法よりも、最初に紹介した頬を抑えて回そうとする方法の方が有効です。

 

 

 

首の寝違えの対処法の王道は冷湿布と安静です

 

 

首の寝違えの原因は、無理な姿勢で寝ていたことによる筋肉の炎症、あるいは血流うっ滞による神経周囲の浮腫であると考えられます。

 

そう考えると、何も治療しなくても自然に症状は回復して痛みは軽減します。

 

安静にできていれば早ければ2日程度で、時間がかかっても一週間もすれば自然に治ります。

 

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安静にするといっても、首の寝違えで仕事や学校を休むわけにはいきませんから、極力首を動かさないように、左右に向きを変えるときには体全体を動かすようにしましょう。

 

そうやって、痛い部分の筋肉を動かさないようにするのが安静になります。

 

(そういう意味で、最初に紹介した方法は有効です。)

 

 

首の筋肉を動かさないだけでなく、急性炎症を改善するという意味では、そこを冷やしてあげるのも有効です。

 

冷湿布を痛い部分に貼ることで痛みは軽減します。

 

また、そこに湿布をはっていることでそこに炎症があることを意識で来ますから、首を不用意に動かさないで済むというメリットもあります。

 

見た目を気にしないでよいなら、ぜひ、トライしてみてください、早く治ります。

 

 

 

首の寝違えを頻繁に繰り返すなら枕やベッドの見直しを

 

 

首の寝違えを頻繁に起こす人は、枕があってないことがあります。

 

 

寝ている間には寝返りを何度も打つので、枕にいろんな角度で頭をのせます。

 

このときに妙な角度で首を固定することになって、それが寝違えを起こすわけです。

 

 

その人の肩幅と頭の大きさは人それぞれです。

 

女性と男性では適当な枕の高さは全然違います。

 

妻にこれが最高よと勧められた枕が実は夫にはまったく向いてないことがあり得ますので、枕は各人各人が自分で一番調子の良いものを模索して選ぶべきです。

 

 

最適な枕の高さを計測してくれるお店もあるので、探して、週末にでも行ってみてください、快適な睡眠は何よりも大事です。

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 - 体の痛み

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